サイバーエージェント、動画投稿サービス「AmebaVision」において、テレビ 東京と連携、新たな放送と通信の融合として、2006年10月6日から新番組 「うぇぶたま」スタート

またこんな馬鹿げた提携話か、オンラインニュースを見てまた失望してしまった・・・。



こうしたオンラインメディアとテレビの連動したビジネスで過去に一度も成功事例はない。
今回のテレビ東京のほかにも関西テレビやMXTVがYou Tubeなどの動画投稿サイトと連動した
番組を放送しているが、どれも配信数たるや、個人の投稿にも及ばない。
なぜ テレビ局のコンテンツが受け入れられないのか?そしてなぜ、You Tubeの動画コンテンツがあれほどまでに人気なのか?
その理由を考えてみた。
テレビ局の制作した番組はどれも、「安っぽい予定調和」のもとにある。
時間尺は30分単位で区切られ、(正確には番組コンテンツは29分)
CMを挿入すること、また
(15分間隔で調査される)視聴率を上げること、
といった一定の制限のもとで作られている。
そのルールの下で、テレビ番組が制作された結果、
視聴者は自然とこのルール下で作られた番組に慣れてしまった結果、
テレビ番組が運命づけられた「安っぽい予定調和」を、視聴者自らが
予測してしまう能力を身につけてしまったのである。

この番組予測能力、番組展開予測能力は
意外な能力となって「テレビ離れを加速させている」
たとえば、CMを見させるための、不用意な番組途中のカットアウト。
これもまた15秒あるいは30秒後に元チャンネルに戻れば、
番組本編に戻れるという経験値を視聴者に植えつけている。
つまり
視聴者はテレビ番組の編成の流れ、そして番組構成の作りまで
予測することが「経験的に」可能なのである。
一方でYou Yubeに代表される動画投稿サイトはどうだろう。
まずオンデマンドにいつでもどこでも視聴できる利便性

そして 番組時間尺にたよらないコンテンツ

また何より 視聴者誰しもが予測できない意外性

これらが魅力となって 視聴者を引き付け、いまだにそのPV数増加を加速させているのだ。
では ここで テレビ局による「つまらない番組」と
一般投稿者による「人気コンテンツ」とを見比べていただこう。

【You Tube 日本テレビ局コンテンツ】「裏ブログTV」

「9/8 裏ブログTV・潜入リポート vol.1」東京MXTVによるブログ連動You Tube連動番組 ありきたりなテレビ番組が視聴意欲をそぐ!!動画視聴回数は一ヶ月で300弱

【You Tube人気コンテンツ】「amerikajinmusume」

amerikajinmusmeと名乗るアメリカ人のティーンエージャー。モー娘など日本のポップスに合わせて踊る投稿ビデオが話題 動画視聴回数はこの映像は一ヶ月で6万超。最近では一週間で6万を超える



オンラインメディア陣営はいつまで
オフラインメディアへの憧憬を持ち続けるというのか?
楽天のTBSしかり、ライブドアのフジテレビしかり
そして今回のサイバーエージェントのテレビ東京しかり(なんでわざわざ永遠の最下位局テレビ東京なの?)。
それぞれの経営者に共通することは
オフラインメディアの経験を持っていないこと、つまり
テレビといった古臭いビジネスモデルの諸悪を知らないことで
いつかはテレビといった妄想を抱き続けている。

「オンラインメディアはオンラインで繋がることが最大の魅力であり テレビはオフラインで一方的に垂れ流すだけの下水管である」
という、違いを再認識いただき、
今一度本業回帰いただきたい、と切に願うのである。



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